代表取締役社長
中井 直人
日本の在来工法は、本当に地震に弱いのか? 我々は、古い民家の改修工事をすることがあります。
我々がお世話になった最も古いお宅は、建築後400年になると推定されています。

昨年は200年ぐらい経過した藁葺きの民家の改装工事をさせて頂きました。
それらの家は、過去に地震にも台風にも晒されたはずです。
傾きが発生している場合もありますし、 土台や基礎が限界に近づいている事はあっても致命的ではない事がほとんどでした。
木造住宅は、決して弱い建物ではありません。

大工さんが、過去の経験に基づき基本に忠実に建築したものは、建物としても生き残れる事を実証するものです。基本に忠実の根本は基礎にあります。
我々はその伝統技術を継承していきたいと考えています。

自然素材への見直しが盛んに言われていますが、日本に元々存在する土壁は代表的なものです。
我々は、珪藻土を使った 壁仕上げ工事も行っていますが、それらは全て熟練の左官技術を伴ってこそ、 天然の仕上げに実現出来るのです。

我々が、擁するあらゆる分野のベテランの職人達を御利用下さい。
我々の合言葉は『いつも感謝・いつも喜び・いつも楽しむ』です。

平成17年4月